というわけで11月の会が無事終了しました。ご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

気心の知れたお二方とで楽しかったな。
今回はグレート義太夫さんと笑福亭べ瓶さんをお招きし、『お勉強会』の番外編で”落語家じゃない人たちの落語をプロの落語家に見てもらう会”の第二弾として開催したんだけど、今回は普段から近しくさせていただいている義太夫さんとべ瓶さんがゲストだったからか、いつもとはひと味違う緊張感の中にも温かい空気が流れる雰囲気だったなあ。

といいつつも今回は、実は私は落語に入る前のマクラに力を入れてやった。
というのも、元来私は落語家でもなんでもなく漫談がメインで、その漫談に新たなものを取り込みたくこの二年間落語に挑戦してきたが、自分なりに手ごたえが出てきていて、そろそろ落語を通じて培ったものが自分の中でどうなっているのか試したく、今回はマクラで思いっきり漫談を演らせてもらった。
落語は内容を通じて笑いや感動を提供するものなんだけど(←こんなこと自分で言うことじゃないよね笑)、漫談は内容云々以前にとにかくどれだけ笑わせられるかが勝負なんだけど、久しぶりでどうだかすごく不安だったんだけど、喋りはじめてすぐにドカン!と湧いてくれてからは良い意味で落ち着けて、それからは実に楽しかったなあ!
終わった後で記録用に録画していた映像をチェックするとまだまだ荒いんだけど、でも演っていて「ああオレはやっぱりこっちが本業だな」ってしみじみ思った。
落語を通じて培ったものもいろいろ感じられて、すごく良かった!

でね、その後落語を演ったんだけど、今回は古典落語『反対俥』に車いすに乗ったヤツが登場するホーキング青山バージョンで、前に演ったものを大幅に変えて演った。
一言で言うと漫談と同じ理屈で内容より笑いを優先させてみた。だから、マクラから落語に入ってからもテンションを下げずに済んだし(聞かせようと思うとどうしても落ち着くというか抑えちゃうんだよね)、なんかこれが完成形ではまったく無いけど、”ホーキング青山が演る落語ってこんな感じ”というものの輪郭が見えたきた感じかな。
とまあいろいろ御託を並べたけど、要するによくウケたしオレも演ってて面白かったってことだから、今回来なかった人は来月は来るように!(笑)

次は義太夫さん。今回は『へっつい幽霊』。なんで毎回こんな難しそうなしかも大ネタばかりをやるのだろう?と思ってしまうが、そんな中ではいつもきちんと形にしてしまうからやっぱりすごい!
今回もギャグもふんだんに入っているんだけど古典に忠実で、私とは正反対(笑)
ただ、義太夫さんご自身がすごく稽古不足を気にされていて、私が後ろで聴いていても全然気にならなかったしていお客さんの反応も良かったんだけど、トークのときに義太夫さんご自身かかおっしゃっていたけど、周りからどんなに良いって言われても自分で納得できないとすごく辛くなるのは、ほとんどの芸人はおそらく皆同じだろう。それは自分自身が描いている理想が高いってことでもあり、それは素晴らしいことだったけど、でも周りにわかってもらえない分シンドいんだよね。……ああここまでまるで義太夫さんのことをすべてわかったように書いてしまったけど、大先輩をつかまえてそんな偉そうなことを言っているわけでは決してなく、あくまで自分自身の経験を書いただけです(汗)

そしてべ瓶さん登場。実は私のマクラで散々ネタにさせてもらったのだが、とにかく今年の4月からネットラジオでご一緒させて以来、これまで以上にべ瓶さんのすごさを知り改めて尊敬の念を深めていたんだけど、マクラでも話したが、今月初旬の赤坂でのべ瓶さんの独演会の素晴らしさには完全に打ちのめされた。正直落ち込んだくらい。「年齢もキャリアも10年くらい上なのに、オレは一体なにやってるんだろう……」って。
「この人はすごい!」という強い思いがあったからこそあれだけ思いっきり悪口が言えた(尊敬してるのになぜ悪口?って思うかもしれないが笑)。
べ瓶さんに私の思いが通じたのかどうかわからないが、とにかく高座でNHKの賞取りレースでもかけられていた『真田小僧』を演ってくれたのは、べ瓶さんの本気度を勝手に感じ嬉しくなった!

そして出演者全員でのトーク。
この会は、とにかく落語だけの二人会を計画している私と義太夫さんの落語をプロの落語家であるべ瓶さんに講評いただくというのがそもそものコンセプトなんだけど、このトークの中でべ瓶さんから私も義太夫さんも新作落語を勧められたのはかなり衝撃だった!だってそもそもまず作れるのかよ!?と思ってしまう。
漫談の面白さを再発見した今、新作落語はどうするか、もう少し考えることにしよう。

とにかく、最初から最後まで笑いの絶えない会で、本当に楽しかった。
ありがとうございました!

次回は今年最後ということで特別企画で行います。

7月にやって好評だった『落語家じゃない人たちの落語を落語家に見てもらう会』の第二弾を行います。
今回もグレート義太夫さんと二人で、プロの落語家の前で落語を披露します。
今回来ていただくプロの落語家は、今一緒にネットラジオもやらせていただいている笑福亭べ瓶さんです。
べ瓶さんにも落語を披露していただきます。
さらに出演者全員でのトークもあり。
来年開催する予定の義太夫さんとの二人会に向け、べ瓶さんを納得させる落語ができるか?ぜひ観に来てください。

『ホーキング青山のお勉強会2014〜年末&誕生日スペシャル〜』
日時:2014/12/7(日)PM6:00開場/6:30開演
料金:前売1,000円/当日1,200円  ご予約受付中
会場:らくごカフェ(東京メトロ・都営地下鉄神保町駅A6出口徒歩1分)〒101-0051東京都千代田区神田神保町2‐3神田古書センター5階 TEL 03-6268-9818(平日12時〜18時受付)
チケットご予約:らくごカフェ メール rakugocafe@hotmail.co.jp/TEL 03-6268-9818※TELのみ平日12時〜18時受付 メールかお電話でライブの日程(12/7夜)とお名前・ご住所・ご連絡先・ご来場される方の人数をお伝えいただき、当日会場にて料金をお支払いいただきます
お問合せ先:(株)ホーキング青山プロモーション TEL 03-3752-8252/HP http://www.hawkingaoyama.com/(パソコン・携帯ともに「ホーキング青山プロモーションへのメール」から)※会場のらくごカフェは車いすの方でもお気軽にお入りいただけます(エレベーターあり)。また、もしなにかございましたら、お気軽に声をお掛けください。
なお、車いすの方の席の手配の都合上、必ず前日までにご予約いただき、ご予約の際に「車いす使用」の旨をお知らせください。