『反対俥』は古典落語に障がい者を出す初の試みだったが、うーんというわけで、ライブが終わりました。今回も大勢の方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
今回のライブは、古典落語に障がい者を登場させるという初の試みがあり、先月のデビュー20周年記念のトークライブが終わってから作り始め、その後稽古を重ねながらどんどん手直しを加えていき、とにかく当日まで普段以上に準備に力を入れ、本番もかつてない緊張感の中で迎えたが、いかがだったでしょうか?
私的にはとにかくライブでも言ったように作り込んだ『反対俥』よりも従来の古典のまんま演った『子ほめ』の方がウケたのか?さっぱりわからない。
今回は、事前に告知していた障がい者を登場させる落語と、そうではない従来の古典のとおりにやる落語の二席演ったんだけど、前者の方が明らかにパンチが強く聴かせどころもあり手前味噌だが準備段階からかなり手応えがあり、後者の方は前座噺であり笑いどころはあるがいわゆるベタだし、特に落語を聴き慣れている人はさほど面白いとは思わない(時に前座噺を大看板の方が演って見事に爆笑を取ることはたしかにあるが)。
『子ほめ』の」ウケは予想以上に上々だったこれは、実は今古典落語に障がい者を登場させるというのが本当に良いのかわからずお世話になっている春風亭昇太師匠にご相談させていただいたところ、「落語の基本の”き”の前座噺を余計な入れごと(ウケを狙ったオリジナルなギャグ等)を一切入れずに古典のまんま演ってみたら答えが出るんじゃないの?」おっしゃっていただいたことを受け、この構成にした。
で稽古の段階では圧倒的に作り込んだ『反対俥』の方が面白かったんだけど、いざ演ってみたら『子ほめ』の方がウケが良く困惑した次第。
終演後、アンケートを見ながらうちのスタッフやらくごカフェの方々と話したが、皆それぞれ意見は出るが基本的にどれも結果論で根本的な理由ではないね、というのが皆の共通の見解。
翌日、改めて映像でチェックしたが、やはりはっきりとした理由はわからない。
なんなんだろう?この文章を読んで、「前座噺の『子ほめ』が入れごとも無しでウケたのはそれだけ落語が精巧、緻密にできているということだ」とおっしゃる方がいるかもしれないが、もちろん古典落語は400年も歴史のあらゆる風雪に耐えてきていてその精巧さや緻密さは落語家大好きな私にもよくわかるが、今回に限ってはそういう問題でもなさそうな気がしている。
これが産みの苦しみということなのか?
といろいろ書いているが、正直な気持ちは、「産みの苦しみだかなんだかわからないけど、面白いから別にいいや。せっかく演り始めただからもっともっと演ってみよう」という思いだけだったりする。とにかく落語は奥深くて、演れば演るほどその深遠さに病みつきになっていっている。だからそんな簡単に答えが出てるはずもないし、今はその答えを出すまでのプロセスを大いに楽しんでいるところ。
だからとにかく次回もどんどん演っていきますので、またぜひよろしくお願いいたします!


次回のライブは7/19(土)、『ホーキング青山のお勉強会 番外編』と題してゲストにグレート義太夫さんと笑福亭里光師匠をお招きして、神田神保町のらくごカフェにて開催します(当初、ご出演いただくことになっていた笑福亭べ瓶さんが都合によりご出演できなくなりました。ご了承ください)。
当初、笑福亭べ瓶さんとのトークライブの第二弾を予定しておりましたが、Twitter等でお伝えしていますが4月よりべ瓶さんとのネットラジオが始まっていまして、当面の間、二人のフリートークはラジオでお楽しみいただこうと思い、今回は企画を変更させていただきました。何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
今回の『お勉強会』は、落語好きが高じて一昨年より落語を始めた私ホーキング青山が自分だけが辛い思いをするのがイヤで“道連れ”に昨年誘ったグレート義太夫さんと来年二人会を開催すべく、二人でプロの落語家の笑福亭里光師匠の前で落語を披露し、ダメ出ししてもらう番外編です。
ホーキング青山は古典落語に障がい者を登場させるホーキング青山版の古典落語を、義太夫さんはネタおろしの『看板の一』をそれぞれ披露します。
もちろん里光師匠にも落語を披露していただきます。
さらに出演者全員でのトークもあり。
ぜひいらしてください。

『ホーキング青山のお勉強会2014 番外編〜落語家じゃない人たちの落語を落語家に見てもらう会〜』
ゲスト:グレート義太夫、笑福亭べ瓶
日時:2014/7/19(土)PM6:00開場/6:30開演
料金:前売1,500円/当日1,800円  ご予約受付中
会場:らくごカフェ(東京メトロ・都営地下鉄神保町駅A6出口徒歩1分)〒101-0051東京都千代田区神田神保町2‐3神田古書センター5階 TEL 03-6268-9818(平日12時〜18時受付)
チケットご予約:らくごカフェ メール rakugocafe@hotmail.co.jp/TEL 03-6268-9818※TELのみ平日12時〜18時受付 メールかお電話でライブの日程(7/19夜)とお名前・ご住所・ご連絡先・ご来場される方の人数をお伝えいただき、当日会場にて料金をお支払いいただきます
お問合せ先:(株)ホーキング青山プロモーション TEL 03-3752-8252/HP http://www.hawkingaoyama.com/(パソコン・携帯ともに「ホーキング青山プロモーションへのメール」から)※会場のらくごカフェは車いすの方でもお気軽にお入りいただけます(エレベーターあり)。また、もしなにかございましたら、お気軽に声をお掛けください。
なお、車いすの方の席の手配の都合上、必ず前日までにご予約いただき、ご予約の際に「車いす使用」の旨をお知らせください。