PCを買い替え、ようやく新しいマシンにも慣れてきたが、ちょうどPCの調子が悪かったときに、今やってる本の企画で日本盲人会連合の方にお会いしてきたことをUPできてなかったので、伺ったのは6/5(火)だからずいぶん経っちゃったけど、遅ればせながらUPさせていただく。

日本盲人会連合は日盲連という略称があるので、通ぶって以降日盲連と書かせていただく(打つのが面倒だからじゃないからね!笑)。
こんな書き方をしてるのには実は理由があって、障がい者というと十把一絡げに括られがちだが、私みたいな身体の障がい者と盲の障がい者とだと学校も養護学校(今の特別支援学校ね)と盲学校で接点がほとんどなく、まったくといっていいほどお互い知らない(ちなみに最近は盲の障がいの方が特別支援学校に入るケースもあるとのこと)。だから、私が話を伺うといっても一般の人が盲の障がいの方に話を伺うのとほとんど同じ感覚で伺ってたのだ。
で、日盲連では情報部部長の大橋さんという方にお話しを伺ったのだが、大橋さんがおっしゃるには盲人の方々を取り巻く状況でこの数十年で一番変わったのは趣味やスポーツの領域だそうだ。大橋さんご自身が、目がご不自由な中長年スキーをされてるそうで、国際障害者年の1981年ぐらいから変わってきたとのこと。趣味やスポーツは盲の方々がかなり楽しめるようになった反面、他の就労や結婚等はあまり(大橋さんは「ほとんど」とおっしやってたが)変わってないとのことだった。
うーん、我々身体の障がいを持つ者はどうなんだろう?と改めて考えてしまった。違いあるが、相通じる部分は非常に多い気がする。
大橋さんご自身、スキーだけでなくお仕事もすごくアグレッシブに活動されているようで、非常に楽しくお話しを伺わせてもらった。
最後に大橋さんより、今日本点字図書館で"触る美術展"というのがやってるから宜しければ、とおっしゃっていただき、"触る美術展"という言葉への興味につられて行ってきた。
日本点字図書館では、館長の小野さんにご案内いただいた。
館長の小野さんが丁寧に説明してくださる小野さんのお話しからは、盲の方々や日本点字図書館への熱い思いがひしひしと伝わってくる。
KC3H0009触った感触はタイルのような感じ絵画を立体的に再現する、という発想もまたすごい!石を使って凹凸をつけているさっそく"触る美術展"に案内していただいたが、これが砂や石版を使って絵に凹凸をつけたり、絵画を立体的にすることでよりリアルに伝えようとしたり、盲の方々にも絵画を楽しんでいただこうという試みで、絵心なんてまるでない私はその試み自体に感嘆したが、一緒に行った本の担当者に言わせると、これらの絵は「良い」そうなのだ。
目の不自由な方々に絵画を、という一見ナンセンスな企画を見事に具現化されている点字図書館の書庫のは、素晴らしいの一言に尽きる。
その後も小野さんに館内をすべてご案内いただいたが、最近では新刊本や雑誌等もより早く点字に訳して利用者のもとに届けられるようになってきていて、特にネットが使える利用者は点字に訳されたデータをダウンロードできるようになっているそうで、身体の障がいも盲の障がいも同じだと思うが、世間との情報の遅れはかなり解消されてきてることがよく分かった。
だから、問題はまだまだあるにせよ、身体の障がいも盲の障がいも確実に社会に参加しやすくはなっているはず。もっともっと障がい者が世の中に出ていけば、世の中はさらに障がい者にとって住みやすくなると改めて強く思わされる一日になった。