トークライブの翌日30日(金)は池袋での南原清隆さんの現代狂言へ。
南原さんが狂言をされるというので行ってきたんだけど、南原さんの『佐渡狐』大いに堪能させていただいた。
先日、たまたま志の輔師匠のPARCOの会でお会いした際に古典への熱い思いを伺ってたんでことのほか楽しみだったんだけど、何百年と残り伝えられてきてる古典は、オレが今目指してる"普遍的なしゃべり"なんかよりも遥かに"普遍的"なわけで、特に南原さんがおっしゃってた「古典は押さえるところさえ押さえれば後は自由だから」というのが南原さんの狂言を拝見してすごく感じた。
『佐渡狐』は、越後と佐渡の百姓が大名に年貢を納める際に「佐渡には狐がいるかいないか」でお互いの持ってる刀を賭け、奏者(取次役)に判断を委ねることにし、佐渡の百姓が奏者に賄賂を渡し、奏者から狐の特徴を聞きながら佐渡に狐がいることを証明していくって流れなんだけど、この奏者役の南原さんが狐の特徴を佐渡の百姓に説明する所作がすごく現代的だったため、終演後に古典の自由さならではの"遊び"なのか?南原さんに聞いてみると「いや、あれは『佐渡狐』にある動きだよ。ちゃんと"ここでこう動いて"って指示されるんだもん。現代に通じる動きもあるから、だから古典は深いんだよねえ」とのこと。いやあまた貴重なことを伺えた。

そんな良い会だったが、ここで誰からか分からないがオレとバイトくんは見事に風邪をもらってしまい、翌日は完全にダウン。熱とノドと咳と鼻水。とりあえず右足は関係ないようで一安心。
一昨日一日寝て、昨日は熱は下がったがだるさと鼻水が残る中、昼から銀座の小朝師匠の会へ。
今回は二部構成で一部が加護亜依さんとの二人芝居。三つのショートなんだけど、劇中加護亜依さんがご自身の新曲『No Hesitation』と『渡良瀬川』を歌ったんだけど、この人が喫煙でメディアに出られなくなったことは知ってたけど、どんな人か顔も歌も正直よく知らなかった(苦笑)だから実質はじめて観たようなものだったけど、今のアイドルって歌うまいんだね!と驚いてたら、その後小朝師匠が歌った松山千春さんの『恋』はもっとうまかった(笑)まあ小朝師匠が歌うまいのは知ってたけど、ちょっと前までアイドルだった(笑)人と並んで圧倒しちゃうのを見ると、やっぱすごいなあ。
休憩後、二部は小朝師匠の独演会。

小朝『紙入れ』
歌武蔵『仕度部屋外伝』
小朝『芝浜』

『芝浜』後、「楽日だから」とのことで再度加護亜依さんを呼び込み、二人で『恋のフーガ』を熱唱。

終演後、小朝師匠にご挨拶させていただき、さまざまお話しを伺う。

身体はややキツかったが、トークライブを挟み非常に濃厚な一週間だった。