紀伊國屋ホールの雰囲気はいつ来ても良い金曜日の夜、志らく師匠のお芝居『あした〜愛の名言集』へ。
会場の紀伊國屋ホールは実に久々。高田先生の独演会とその後の山藤章二先生プロデュースの落語会で殿がベロベロに酔っぱらいながら(笑)『落語チャンチャカチャン』を観て以来だから、12〜3年振りだろう。
長年"演劇のメッカ"と言われ続けてきてるだけあって、会場の雰囲気はいつ来ても良い。

で着いてロビーでさっそく志らべさんやスタッフの方々とご挨拶。その後ロビーから客席までの階段を志ららさんをはじめ多数のスタッフの方々に持ち上げていただく。この間ひたすら志ららさんから「帰りは(階段が)下りだから落ちてもらいます」や「もしなんだったら三日間ぐらい客席に居続けてもらって、次の劇団に降ろしてもらおう」等々実にありがたいお言葉をいただく(笑)
でも本当にありがたい。

でお芝居なんだけど、とにかく志らく師匠のお芝居というものはWOWOWでしか観たことがなかったため、どんな感じになるんだろう?と興味があったが、素晴らしかった!
まずなんといってもなべおさみさんの圧倒的な存在感。このキャスティングだけでも志らく師匠はすごいと思った。
しかも、なべおさみさんは実は峰岸徹さんの代演で、当初は峰岸徹さんで台本を書かれてたはずなのに、これだけ良いのはなべさんの力量と志らく師匠の演出力なんだと思う。なんて考えてるとつい「じゃあ峰岸さんだったらどういう風になるんだろう?」と想像してしまう。
あとテーマは「愛」。狂気を表現し続けてる志らく師匠が「愛」をどう表現するのか?注目してたが、それは……「純愛」だった。
「やっぱりそうか!」と痛く納得。なぜかはよく分かんないんだけど、狂気を表現する人は皆ピュアに愛を表現する。家元の『芝浜』や『紺屋高尾』を観れば分かるし、高田先生の『お直し』もピュア。
後半ホントに泣けた。

終演後、階段を降ろしていただくタイミングで志らく師匠とお会いする。ご挨拶させていただきながら降ろしていただいた(笑)
降ろしていただいて改めてご挨拶させていただいた。
その際に、師匠から「青山くんも出してあげたいけど、階段は大変だし舞台に出ちゃったら場面転換できなくなっちゃうなあ」とおっしゃっていただいたので、「セットでどうでしょう?」とご提案させていただいた(笑)
その後一琴師匠とご挨拶。一琴師匠とはオレのデビューする前の
昔志らく師匠が中心に若手の落語家さんたちで作った『らくご奇兵隊』というユニットの頃以来。「一琴」のお名前になってからははじめてお会いした。覚えてていただいたのがとても嬉しかった。
あと、オレが階段を降ろしていただいた直後になべさんが階段を降りて来られ、志らく師匠にご紹介いただけた。お芝居を観てなべさんに感動した直後だったので、すごく嬉しかった。

そんな嬉しかったり感動したりの温かい気持ちになれたひとときだった。