夕方から中野へ。
なかのZEROでちょっと事務的な仕事をし、隣の今日の会場の小ホールへ。といっても開場より30分も早く着いたので、人はまだまばら。開演前でもおかげでゆっくりできた。こういう時間は本当にありがたい。落語を聴く状態に心身をうまく持っていける。

市馬『掛け取り』
談志『黄金の大黒』
談志『黄金餅』

なんといっても久々の家元の会。チケットがどうにも取れず、昨年末の"あの"『芝浜』以来だからもう嬉しくてしょうがない。
"あの"10時間特番の影響か、またちょっと客層が変わってる感じなのもさすが。
家元はもう生き様すべてが落語でありドキュメントだから高座の善し悪しなんて二の次。
だけどいくらなんでも枕の最中とはいえ、高座から客席の一人に向かって「おい元気か?」ってこれは普通じゃあり得ないだろう(笑)言われた客もしょうがないから「はい元気です」って答えてた。マヌケな客だねえ(笑)
そんな家元とオレのシチュエーションは、オレが家元を知って追っかけはじめた15年ぐらい前からまったく変わってない。

終演後、ご挨拶させていただくと「声がこんなになっちゃったよ」とオレに苦笑混じりにおっしゃる家元。その場では平静を装ったが、帰宅して深夜一人になったら泣けてきた。
老いても病んでも家元は家元。そんなことは分かり切ってるのに、なんでこんなに切なくなるんだろう。

でもね、やっぱ家元は最高!『立川談志』の生き様をメディアで触れるだけじゃあもったいない。生の高座で家元の生き様に触れなきゃ。
同じ人生でも『立川談志』を知らない人生って絶対に損だと思うよ。