午前中はのんびり。
昼前に家を出て久々に桜木町の横浜にぎわい座へ。『上方落語会』。鶴瓶噺の翌日の鶴瓶師匠の高座がどうしても観たく行ってきた。鶴瓶師匠の高座を拝見するようになり、上方の噺家さんの高座を観る機会が増えたのはなにより。落語は前々から大好きだったが、上方の噺家さんを観るのは東京の噺家さんと比べるとかなり少ない。
今日観た方も不勉強でほとんど初見。
開口一番の桂しん吉さんは師匠の吉朝師を彷彿させる語り口と声が印象的だった。良い感じの『犬の目』。
続いて鶴瓶師匠のお弟子さんの笑福亭銀瓶さんの『宿題』。三枝師匠作の素晴らしいネタ。すごく華のある高座で場内を一気に暖める。銀瓶さんは今鶴瓶師匠の持ちネタの『立切れ線香』も演り出したそうで、素晴らしいとの話しも聞いてるのでまた聴くのがすごく楽しみ。
そして桂三風さんの「テレショップパニック」。ナンセンスで風刺ありで死ぬほど笑った。創作落語はまだまだ無限の可能性を秘めてるな、と思った。なんとなくだけど……。
仲トリは桂都丸師匠の『替り目』。おかみさんがおでんを買いに行くところで終わらずサゲまで演じられた。この噺をサゲまで聴いたのははじめてじゃないかな?
仲入り後、桂蝶六さんの『ぜんざい公社』。正調『ぜんざい公社』という感じの高座。
そしていよいよトリの鶴瓶師匠。今日も『青木先生』を演られた!つくづく鶴瓶師匠の十八番ネタなんだと思う。寸分の隙もないくらいできあがってて、やや疲れ気味だった客席が一気に沸く。昨夜立ちでの『青木先生』を聴いてたから立ちと従来の高座と観比べ。完成されてるからクオリティーは変わらない。やっぱスゴい!
終演後、楽屋口で鶴瓶師匠にご挨拶させていただくと、夜独演会をされる立川談春さんと久々にお会いする。談春さんが鶴瓶師匠に言ったらしいのだが、鶴瓶師匠から「オマエこれ(車いす)25km(おそらく時速)出るんやろ?」と聞かれる。出るわけない!25km(おそらく時速)なんて暴走自転車並みでアブナいったらありゃしない(笑)そんなんで両師匠に散々いじられる(苦笑)
それにしても、立ちでの落語というのは従来の高座とどう違うんだろうか?観る側の感覚は分かるが、演る側はどうなのか?ぜひ一度鶴瓶師匠に伺ってみたいと思った。
その後急いで新宿の紀伊國屋サザンシアターへ。キャイ〜ンの年一ライブへ。お二方とはオレがデビュー当時、大川興業の『すっとこどっこい』でご一緒に出させていただいてたが、舞台を拝見するのはそれ以来だから12年ぶりぐらい。相変わらず不勉強で情けない。
久々に漫才を拝見したが、本当に素晴らしい!!話芸を演る者として大いに刺激を受ける!帰宅後、一緒に行ったスタッフと今日の昼夜の話芸を肴に飲む。やっぱり良い芸に触れることはサイコー!すっかり盛り上がり、AM7:30まで飲んでた(笑)おかげでクタクタ(苦笑)
いやあそれにしても最高な話芸を浴びまくる一日になった。
コメント
コメント一覧
13日はわたいの連れの前で、銀瓶さんを褒めちぎってください。卒倒するほど喜びます。
「替わり目」を初めて最後まで聴かはったんでしたら、初めて「替わり目」の意味がわからはったということで、めでたしめでたし。
ホーキングさんの車椅子はあちゃら製ですよね。25キロ出ると思ってました!?(お前もかいっ!)
さすが鋭いですね!吉朝さんはホントにもったいないと思います。
『替り目』は筋だけは本などで知ってましたが、実際に後半部分を聴いたのは初でした。全編は独演会等でじっくり聴いた方が良いですね。今回のような人数の出演者だとちょっとボリュームがありすぎるかな?という気はしました。
13日の“たにっちZさんの連れ”ぴいです。
ぜひ卒倒したいです。よろしくお願いします。
例えば・・・「松鶴師匠を継ぐのは銀ちゃんやで」とか(^O^)
「ポスト明石屋さんまも銀ちゃんやな」とか(^O^)
勝手な妄想お許しください・・・<(_ _)>
お会いできるの楽しみにしています♪
銀瓶さんがホントにお好きなんですね!精一杯褒めちぎらせていただきます(笑)