笑福亭鶴瓶落語会プログラム日中事務仕事。
夕方から青山円形劇場へ。『笑福亭鶴瓶落語会』。この会は今年で三年連続観に行っている。

鶴瓶師匠の落語をはじめて生で拝見したのは今から四年ほど前になるんだけど、その時の『子は鎹』が衝撃だった。もともと鶴瓶師匠は「落語は(松鶴)師匠から教わってないからできない」というのが定説みたいになってたから落語をやると知ったときには「なにをやるんだろう?」「どうせ多分、いつものトークでお茶を濁すのかな?」なんて思ったんだけど、興味本位で行ったら『子は鎹』を演られたのだ!それもものすごく上手い!!"鶴瓶は落語ができない"という先入観があったこともあり、ギャップは大きく、とても衝撃的だった。
落語家が本気で今のお笑いに勝負を挑んできたらそうそう対抗できる芸人はいない、と前にも書いたけど、これだけトップの鶴瓶師匠が本気で落語を演ったら、他の芸人や同業の落語家ですらみんな吹っ飛んじゃうんじゃないか?と思ったのだ。
それ以来、すっかり鶴瓶師匠のファンになってしまい、師匠の出られる落語会や漫談ライブ『鶴瓶噺』等に通うようになった。最近ではそれが高じて、師匠の出演してるテレビやラジオも極力チェックしてる。

とすっかり前置きが長くなってしまったが、今回の落語会は本当にとことん楽しめた。
デビュー前には落語会なんて月10〜20回ぐらい通ってたが、最近はほとんど行けなくなってて昨今の演芸事情にもずいぶん疎くなってしまってたが、仁福師匠の『手水廻し』なんて『手水廻し』自体本当に久々に聴いたが、大笑いさせてもらった。
またサプライズでウッチャンナンチャンの南原清隆さんが古典落語を披露。正蔵師匠から教わったという『仔猫』という結構珍しい噺をキッチリ演られていた。鶴瓶師匠もそうだが、先日の風間杜夫さんといい今回の南原清隆さんといい、こういう方が落語を本気で演られていったら今の演芸界……否、お笑い界は一体どうなってしまうんだろう?これはワクワクしてしまう!そして当然ながらオレもさらに頑張ろう!と思う。
そしてお目当ての鶴瓶師匠。今回は『立切れ線香』という噺をされたんだけど、こんな情緒的な『立切れ線香』ははじめて。いやあお見事です!!こんなに噺に引き込まれることはそうそうない。改めて鶴瓶師匠にメロメロになっちゃった。

終演後、前に二回ほどお会いしたことがあったのでスタッフの方に楽屋見舞いをと思ったら、噺の成り行きから師匠に直接ご挨拶までさせていただいてしまった。あの噺を聴いたあとである。もうなんだか片思いの相手がいきなり自分の目の前に現れちゃったようで、完全にKOされた感じ。

いやあ久々にデビュー前の追っかけの頃のような気分になっちゃった。

終了後、夜一緒に落語会に行ってたスタッフと家で打ち合わせと作業。深夜まで。作業が手間取ってる。手間取ることを予想し、早めに動いて良かった。