朝から身支度し、東京駅へ。昼前に夜勤明けの木村と丸の内南口にある車いす待合室で合流し、新潟へ。木村は夜勤明けでオレは仕事でほとんど寝てなく、新幹線では妙なテンション。飯食ってバカ話してるうちにPM2時過ぎに新潟駅に到着。
今『NEWS23』(TBS系)なんかでも取り上げられ、なにかと話題の『こわれ者の祭典』(←分からない人は調べてみて)のワークショップと4月に新潟の能楽堂で行われる同祭典のスペシャルイベント『スーパーこわれ者の祭典』の公開オーディション。
オレはどういうわけか、このホーキング・青山とリンクしてるようでそれほどしてないはずの『こわれ者の祭典』とこの7月からちょっとだけ一緒に仕事をしている。まあ詳しい経緯はライブでは話してるんだけど。

なんでかNHKに密着されてるワークショップの方はオレが彼らの演ることにアドバイスをし、公開オーディションの方ではなぜか(?)「審査委員長」をつとめることに。
オレはこういう人たちにアドバイスも審査もなんてできないよ〜と思いつつも、なんだか知らないけど『こわれ者の祭典』の取材に来てるNHKはどういうわけかオレばっか狙ってるし、オレもとりあえず仕事できてるわけだから一応まあいろいろ見たまんまの感想をマイルドに伝える。このオブラートに包んで話すのが一番ストレスになるんだよなあ。
でもってまあなんもなく4:30過ぎにワークショップは終わり、一安心。楽屋(なんとトイレ!)に戻るとスタッフから「間もなく公開オーディションがはじまります」と言われる。おいおい、さっきまで2時間近くもずっとしゃべっててもう本番かよ!?と思ったが、どうやらワークショップが相当押してたらしい。結局10分ちょっと休憩し、5時から公開オーディション。

木村前説この公開オーディションは傑作だった!なにしろ新潟駅に着いて早々主宰者の月乃さんから「お付きの木村さんに前説お願いできないですかねえ」と言われていたのだ。
木村は「ボクは別にこわれてないですよ!」とひたすら逃げようとしてたが、この木村の妙なボケがオレはいたく気に入り、ビビりまくってる木村を一切無視しOKした。まあ場数を踏むことは単純に良いことだからね。
で木村はといえば出番5分前で「ボクは一体なにやれば良いんですか〜?」と半泣き状態でオレに助けを求めてる。その状況が面白くて仕方ないオレは、「生きづらさが『こわれ者の祭典』のコンセプトらしいから、オマエ出てってトドメ刺しちゃえよ!」と言ってやったらなぜか「ガンバリマス!」と急に気合いが入ったらしく、颯爽と舞台に向かってった。やっぱりコイツはこわれてる……。
で案の定木村は滑りまくり、それを後ろで大笑いしながら見守り、いよいよ本番。しかしよく入ってる。ここにこれだけのお客さんが入ってる状況を見ると、たしかにスゴいことなんだけど、でも世の中ホントにこれで良いのか?と考えてしまう。

舞台にて公開オーディションはもうホントに……いやいやなんとも……まあスゴいもんでございました!!
内容はライブではさんざんしゃべったが、ブログじゃ書きようがない。またいずれどっかでってことで。っていうかやっぱり世の中なにかおかしいよ〜。
で「漫談を」と頼まれ、公開オーディションのド頭でなぜか10分近く演ってとりあえず盛り上げた。
この会場に入った瞬間から自分たちの「生きづらい」という思いをこの『こわれ者の祭典』の出演者たちとシンクロしようとしてるお客さんたちの頭と心をオレが出てるときだけ平常な状態に一度戻さないとならないからから普段以上にパワーがいる。たしかにこれは木村はカワイそうだな。 

ひととおり終わるまでにイベント予定時間の2時間がすでに経ってたらしい。7時過ぎにオレたち審査員は別室(オレの楽屋、要するにトイレ)で審査。この審査員たちのトークこそ舞台でやるべき!っていうかメチャクチャ盛り上がった。木村が記録用でしっかりビデオカメラを回してたからどっかでこれの公開なんて、本気でやりたいと思ってしまう。
楽屋で審査員同士で協議で審査員自体がまたなぜかスゴい豪華である。元東京キッドブラザーズの斉木としやさんとちびっ子ギャングの藤井一男さんである!!っていうかなんでこんなお二人を差し置いてオレが審査委員長なんだよ!?正直『こわれ者の祭典』の人たちは協力してくれてる人たちの値踏みを勘違いしてないか?と思ってしまう。それぐらいスゴい。っていうかちゃんとした方々である。
藤井一男さんとオレはとにかく藤井さんに会えたのは嬉しかったなあ。何しろオレがまだ小学生の頃『夕やけニャンニャン』という今では伝説の番組があったんだけど、藤井さんのちびっ子ギャングは司会で大活躍されてたのだ。と言ってもこの番組は片岡鶴太郎さんが初代の司会者だったんだけど、鶴太郎さんが降りてからはとんねるずが司会の日しか盛り上がってなかった。ところがそこでちびっ子ギャングはたしか月曜日だったと思うけど、司会で大いに盛り上げ、一度なんか『夕ニャン』を後楽園ホールでやったこともあったっけ。他にもちびっ子ギャングは"受精"をテーマにしたコントで巷を賑わしたこともあった。
とにかくそんな藤井さんである。そんじょそこらの芸人とはワケが違う。文字通り第一線、トップで活躍されてた方だ。
藤井さんとは楽屋でずいぶんいろいろお話しできたが、今は養成所でお笑いを教えられながら新潟でも活動されてるそうだが、お話ししてても審査員としてコメントされてるのを見ててもやっぱりお笑い芸人である。オレはこれがなにより嬉しかった。「芸人は死ぬまで芸人」という言葉は何度も耳にしてきたが、藤井さんを見て改めてそう思った。『こわれ者の祭典』以外でもぜひお仕事させていただきたい!強く強くそう思った。
オレも"メジャー化計画"を掲げてやってるが、大いに刺激をいただいた。
藤井さん、ありがとうございました!!そしてこれからもどうか宜しくお願い致します!!

そんな大きな大きな出会いをもらい、イベントは終了。

身体は疲れ果て、なおかつ明後日に迫ったトークライブのネタの仕込みがしたく、急いでホテルへ。

72e43d6e.jpg

ホテル内のレストランで中華。せっかく新潟に来て中華というのもなんだが、写真を見てもらえれば分かると思うけど、この注文した品数はスゴいだろ\3,000-食べ放題だったんだけど、いくら食べ放題だからって食べるのはオレと木村の二人だけなのに、これはいくらなんでも頼み過ぎだろ?写真だけ見てりゃパーティーだぜ。だってチャーハンを二種類、回鍋肉、エビチリ、北京ダック、ラーメン二種類、これらが全部二人前ずつだよ……と思ってたら木村が全部食べやがった。これにはあきれ返った。いやはや、恐れ入りました。

その後ホテルの部屋でちょっとだけ打ち合わせし、トークライブのネタ仕込み。AM4時ぐらいまで。

そんなこんなで、いろいろあったけど、いやあ楽しい楽しい一日になりました!!