ホーキング青山ブログ

“史上初の身障者お笑い芸人”ホーキング青山のブログ

2008年04月

下北沢での鶴瓶師匠の稽古会へ。さまざまお話しを伺う

鶴瓶師匠の会は今日も大盛況だった昼前から下北沢へ。鶴瓶師匠の稽古会。

銀瓶『宿題』
鶴瓶『立切れ線香』

明日の大阪での独演会の稽古をここでされるという師匠ならではの企画。こういうことを自然にやってしまうのが鶴瓶師匠のすごさなんだよな。
明日の『立切れ線香』が非常に楽しみになってきた。

終演後、またしても師匠にイジられる(笑)イジられつつも、師匠に今いろいろ思ってることをお話しさせていただくと、イジりながら(笑)様々お話ししていただく。
もともと芸の面での師匠を持たない"ノンブランド芸人"(←死語?)なオレはいつも手探りでなんとなく感覚だけでやるしかなく、それはそれで良い部分もあるにはあるが、明らかに「なんでこんな簡単なことが分かるのに、こんなに時間がかかるんだよ」ということも多く、今さらながら師匠を持つ芸人さんがすごくうらやましく思うことが多かった。
そんな中で"メジャー化計画"をやり始めた3年前から、絶対にキチンと芸を学べる先輩につこうと思い、学ぶなら鶴瓶師匠!と決めてひたすら師匠の会等に通いまくっているのだが、この間師匠からは本当に様々お話しをいただいてる。ありがたい。
今日のも含め、いただいたお話しをどう血肉にしていくかをしっかり考えねば、と改めて思う。

トークライブ総括

改めて先日のトークライブにいらしていただきまして、ありがとうございました!

そのトークライブのVをチェックしたので、感想など。

漫談。荒さばかりが気になる漫談は我ながら狙ったとおり、"障害者の性"というテーマでありながら、実にくだらないバカバカしくなってて一安心(笑)
ただ、オレの中では"障害者の性"のネタのあとにラストでやった慰問のネタがウケたのが一番ウレシかった。というのも、このネタを掛けたのは12〜3年振り。だからデビューして数年の頃にやってて、そのときもすごくウケてたんだけど、なんとなくやらなくなってた。で昔のネタでもまだ直せば生まれ変わるようなネタもあるだろう、と思いここ何ヵ月か探してた中で見つけたネタのひとつがこの慰問ネタだった。久々だからどうだろう?と心配だったが、ウケてくれてたまらなく嬉しい。まあまたやるかは分かんないけど(笑)

それはそうと、気になるのはやっぱしゃべりが荒い。といっても、あの小さい空間だと、ウケを考えて作った構成通りにやるだけでなく、お客さんの雰囲気に合わせてああいう風に構成を入れ替えたり、アドリブで用意してなかったネタを入れたりもせざるを得ない部分もあって、難しいんだよなあ。
もうちょっと良い意味で楽な感じでゆったりとしゃべらないと、勉強会という意味ではどうなんだろう?と考えてしまう。

あと南野やじさんがいらしてくださったのはホントに嬉しかったなあ。

ポンちゃん人形。人形同士の腹話術ってことらしい「前座コーナー」は魔法使い太郎ちゃんのピンチヒッターのポンちゃん人形と半平太の対決だったんだけど、お客さんの拍手の量で勝敗を決める際に半平太に一人も拍手しなかったことに大笑い!だって普通どんなにひどくても一人か二人は拍手するだろう(笑)これはおいし過ぎるよな。

半平太はとにかくはじめて自分を観た人にもネタが伝わるようにさえ気をつければもっと全然ウケる。ただアイツにこういうこと言うと「ぼくは大衆に分かるようなことはやりたくない」なんて言い出しかねないからまた厄介なんだけど、今せっかく持ってるパンチの効いたネタを活かすには絶対はじめて自分を観た人にもネタが伝わるように説明も描写も気をつけること。
これさえすれば絶対に変わるんだけどなあ……っていうかオレんところに「弟子になりたい」なんて言って来てるけど、正直オレが教えてあげられることはこれぐらいしか無い。

まあそんなこんなで今月もなんとか無事に終わったが、次回5/27(火)のトークライブにはなんと南野やじさんが「6月に自分もトークライブをやるので、その勉強に」とのことで、出てくれることになった!
このトークライブ始まって以来はじめてのゲストだが、これは気合いが入る!

いろいろ考えながら一回一回課題を設けながらやって、終わったらキチンと反省して、また新たなテーマを模索しながらやってるホーキング青山の"メジャー化計画"の柱の勉強会、そんなトークライブにぜひいらしてください。

志の輔師匠の独演会。一昨日の聖火リレーがもうネタになってるすごさ

銀座ブロッサムでの志の輔師匠の独演会へ。

志のぽん『子ほめ』
志の輔『バールのようなもの』
志の輔『帯久』

一昨日の聖火リレーを生でご覧になった志の輔師匠がその模様をさっそくネタにされ、皆大爆笑。速報性といい完成度といいすごいよなあ。でもこの速報性はオレももっと磨かないと、と強く思う。
あと、志の輔師匠をはじめて生で観たというスタッフが『帯久』を聴いて「泣けた」と言ってた。

有楽町での小朝師匠の独演会へ

演目とりあえず演目のみ。

ぽっぽ『悋気の独楽』
小朝『天狗裁き』
ロケット団 漫才
小朝『文違い』
木久蔵『幇間腹』
小朝『井戸の茶碗』

ますだおかだ15周年記念ライブへ。15年積み上げた芸に圧倒された夜

青山の草月ホールでのますだおかださんのライブへ。
この会場は15〜6年前に志の輔師匠の会で毎月通ってたがそれ以来でなんだか懐かしい。

落語 増岡亭増田「親の顔」
漫談 綾小路おかまろ
漫才 ますだおかだ
エンタ系 増岡マーケット
ジャグリング イッセー岡田
ものまね まね田英彦
アフレコ漫才 もーれつあ太郎
漫才 ますだおかだ

『ますだおかだ寄席』と銘打ったライブは、とにかくお二人でありとあらゆる演芸を立て続けに見せる圧巻のライブ。
増田さんの落語は、志の輔師匠の新作で師匠から許可も得られたそうで、その力の入れようはすごいし、漫才はもうおそらく今日本で一番か二番じゃないかと思う。
すごいものを観せていただいた。

今回のライブはデビュー15周年の記念ライブとのことだが、オレとキャリアがほとんど変わらないことに驚く。
実はもう6〜7年ぐらい前か、オレが特集されたドキュメント番組をご覧になった増田さんがメールをくださったのだ。
だがその頃、オレはちょうどお笑いそのものが怖くなっちゃっててお笑いと関わらないようにしてた時期で、返事はしたが特になにかやり取りをするようなことはなかった。
で、3年前に"メジャー化計画"をぶち上げ本気でやり出してからは、増田さんにはぜひお会いしてきちんとご挨拶したいと思ってた。
それで今回伺ったのだが、芸歴はほとんど変わらないのにここまで違うのか?力の差をまざまざと見せつけられた。
15年という歳月を全力で走った人と、走りたいと思いながらも臆病にも背を向け横見程度にしか前を見られずにいた人間の差をまざまざと思い知らされた。
すっかり打ちのめされた。

でもお会いして良かった。これは本当にさらに頑張らないと!と改めて決意した。

ちなみにオレの横に座ったのが泰葉さん。昨年9月以来にお会いしたが、開口一番「アタシもとうとうこうなっちゃったよ」と言われ、返答に困った(苦笑)

トークライブ終了。ご来場ありがとうございました!

南野やじさんが来てくれた!終演後、やじさんと食事。やっぱやじさんと話すのは楽しいなあというわけで、トークライブが無事終了致しました。
詳しくはVをチェックしてから改めてUPしたいと思いますが、ご来場いただきまして、ありがとうございました!
写真は終演後、ライブにわざわざいらしてくださった南野やじさんです。

いよいよトークライブ!障害者の性の話しはもちろん、聖火の話しなんかもします

今日も終日トークライブの準備。
トークライブは毎回いろいろ考えながらやってるが、今回はテーマがはっきりしてる分、いろいろ実験的なこともしやすそうで準備してて面白い。
今回のテーマ「障害者の性」だけでなく、聖火の話しなんかもしようと思ってるから楽しみにしてほしい。
というわけで、北沢タウンホールでお会いしましょう!

聖火リレーの成果って……?

トークライブの準備の追い込みの最中なんだけど、明後日長野でやる聖火リレーってどうなんだろう?
パリでのあれを観ちゃったら誰でも「こんなもん意味ない」と思うのはまあ当然だろうけど、いくら儀式だって言ったって誰が走るのかもどこを走るのかも「警備上の理由で」公表できないって言うんじゃ、長野市民じゃなくたって「近くに来るのに見ることもできないのかよ!?」となるだろうし、「ごくわずかの人にしか見せない国際的儀式」ってなんなんだよなあ?
これならもっと隔離した場所で電波飛ばしてみんなに観れるようにしてやった方がよっぽど良いんじゃない?
っつーかこの混乱がパラリンピックの聖火リレーまで続いちゃったら、それこそ死者でも出かねないんじゃないの?チベット人の暴徒に身障が聖火で応戦する、なんて絵は実におぞましいがちょっと見てみたい気もする!?(笑)

「ホーキング青山トークライブ2008」
日時:2008/4/25(金)PM7:00OPEN/7:30START
料金:(0- 全席自由 ご予約受付中!!
会場:北沢タウンホール第2集会室(〒155-0031東京都世田谷区北沢2-8-18/TEL03-5478-8006)※小田急線・井の頭線下北沢駅南口徒歩5分/バス北沢タウンホール(駒沢陸橋〜北沢タウンホール)

ご予約:ホーキング青山プロモーション
(TEL03-3752-8252ticket@hawkingaoyama.com)

ただ今ご予約受付中。お早めにどうぞ!

楽日の『鶴瓶噺』へ。こんだけ観てるんだから活かさないと

楽日の『鶴瓶噺』を観に三茶のパブリックシアターへ。
『鶴瓶噺』は今年は初日と昨日の前楽と今日の楽日の計三回。
三回とも非常に多くのことを学ばせていただいた。改めていろいろ考えさせられた。師匠の会は本当にいつも啓発されることが多い。

ラストで登場した超巨大な「琵琶を弾いてる観音像」写真は今公演のラストで登場した超巨大な「琵琶を弾いてる観音像」。
師匠のTVやライブを観たことある人は聴いたことがあるであろう「琵琶を弾いてる観音像」の噺が今回こんな形になった!
パペポの頃から聴いてた噺がこうなるとは!と妙に感動した(笑)

終演後ご挨拶させていただいて10時半過ぎに帰宅。
その後深夜までトークライブの準備。
この数日、師匠を観て受けた刺激や啓発されたことを少しでも活かしたい。っていうか活かせないとこんだけ行ってる意味がなくなるか(苦笑)

『鶴瓶噺』へ。立ちでの私落語を観て、改めて鶴瓶噺は落語と確認

『鶴瓶噺』を観に三茶のパブリックシアターへ。
今日も非常に多くのことを考えさせられた。師匠の芸から学べることは本当に多い。

今日最も印象的だったのは、やはりなんと言っても立ちでの私落語「青春グラフティー松岡」。
立ちでの私落語は昨年の『鶴瓶噺』ではじめて「青木先生」を拝見し、鶴瓶噺というのは極上の落語だった!と知り大変感動したが、今日は"鶴瓶噺を落語でやると"と前振りされながら立ちでの私落語に入られてたが、やはりこれは紛れもなく落語であり、しかもクオリティーの高さは古典だなあ、とすごく感じた。
師匠はホントにすごいな。

終演後、楽屋に伺うとまたいじられる(笑)
師匠のお名前の入ったのし紙いただいた師匠の手ぬぐいと風呂敷記念ということのようで、楽屋に来た人たちに手ぬぐいと風呂敷をいただく。師匠は「オマエ持てないか?」と心配されたが、オレが「イヤ大丈夫ですよ!」と言ったら車いすのテーブルに置いてくださった。
いつも本当に良くしていただき、ありがたい。

トークライブの準備中!"障害者の性"の話しは徹底的にバカバカしくやります

来週25(金)のトークライブに向け準備の日々なんだけど、16日付のこのブログで書いたとおり、今回は"障害者の性"の話しをするんで今ネタの仕込みをしてるんだけど、とにかく徹底的にバカバカしくやろうと思う。
前にも書いたけど、"障害者の性"と言ってももとを正せばただのエロ噺なんだから、こんなのはものすごくイヤラシくするか徹底的にバカバカしくするしかない。
でまあ作ってるんだけど、我ながら「これまでこんなに作ってきたんだあ」と感心するやら呆れ返るやら(笑)、とにかく相当な量作ってきたことが分かった。

特に最近そうなんだけど、トークライブの準備をしててすごく分かるのは、"障害者の性"のネタに限らず、これまで作ってきたネタで1〜2回やってそのまま忘れ去っちゃってるネタがすごく多いことに驚いてる。
もちろん明らかにダメなものもあるんだけど、そのときにもすごくウケて、でもなんかその後タイミングを逸してるんだろうけどまったくやってないネタがどんどん見つかるというのは、これは使えるな!と喜ぶ半面、ずっと忘れ去って放置してた申し訳なさというか反省させられる。
まあこういうネタも、これからまた出していきたいと思ってます。

鶴瓶師匠の『鶴瓶噺』へ。鶴瓶師匠の会はいつも本当に多くのことを学ばせていただける

「鶴瓶噺」のポスター。ポスターからもうセンスが違う三茶の鶴瓶師匠の『鶴瓶噺』へ。
パブリックシアターでは初の開催だったんだけど、ここは1F席から観るとすごく良い。
今回も2時間、師匠が一人でこの一年間あったことをたっぷり喋り尽す贅沢この上ない会だったが、技術的にも噺の構成も本当に学べることが多い。ラストの演出も良かったなあ。
またあとまだ行くが、さらにいろいろ学ばせていただきたいと思う。

終演後、ご挨拶させていただき、師匠に着いていく形で会場を出ると、師匠がサイン攻めにあいながらオレに向かって「見てみい〜!」だって!今さら見るまでもなく師匠のすごさは分かってるって(笑)この不意打ちには大笑いした。

4/25(金)トークライブで"障害者の性"の正しい見方・笑い方を提起します

というわけで、まもなくトークライブという時期なんだけど、今回は久々に"障害者の性"の話しをしようと思った。
まあこないだ大阪に呼ばれたときに"障害者の性"ネタを頼まれてやったのがきっかけではあるんだけど、そもそも"障害者の性"について最初にしゃべり出したのはオレのはずだよ!
でそれがいつの間にかに深刻な話になっててそんな本が売れたりもしたけど、この深刻さがものすごくイヤで違和感がずっとあった。だからずっと避けてたんだけど、こんな"障害者の性"なんて言ったって所詮エロ噺だよ。深刻に考えたってなんの答えも出ないって。事実オレがネタにし出してから今日まで"障害者の性"を取り巻く状況なんてなんにも変わっちゃいない。
だから今回、久々に"障害者の性"のネタを作り直してやるから。"障害者の性"の正しい見方・笑い方を提起する。徹底的におかしくバカバカしくやる。でもこの問題の本質は絶対に外さない。っていう過去の問題の本質は「おかしくバカバカしい」ものなんだから。

「ホーキング青山トークライブ2008」
日時:2008/4/25(金)PM7:00OPEN/7:30START
料金:(0- 全席自由 ご予約受付中
会場:北沢タウンホール第2集会室(〒155-0031東京都世田谷区北沢2-8-18/TEL03-5478-8006)
※小田急線・井の頭線下北沢駅南口徒歩5分/バス北沢タウンホール(駒沢陸橋〜北沢タウンホール)
ご予約:ホーキング青山プロモーション
(TEL03-3752-8252ticket@hawkingaoyama.com)
※トークライブは、毎月一回ホーキング青山が『普遍的なしゃべりの確立』のために、ネタおろしを含む漫談でお届けする勉強会です。

"メジャー化計画"で"障害者の性"のネタがどう進化するか?マニアも本等でオレのこと知ってる人もどちらにも観てほしい。
ぜひいらしてください。

家元と4ヶ月振りにお会いしたら無性に泣けてきた。談志独演会in中野

夕方から中野へ。
なかのZEROでちょっと事務的な仕事をし、隣の今日の会場の小ホールへ。といっても開場より30分も早く着いたので、人はまだまばら。開演前でもおかげでゆっくりできた。こういう時間は本当にありがたい。落語を聴く状態に心身をうまく持っていける。

市馬『掛け取り』
談志『黄金の大黒』
談志『黄金餅』

なんといっても久々の家元の会。チケットがどうにも取れず、昨年末の"あの"『芝浜』以来だからもう嬉しくてしょうがない。
"あの"10時間特番の影響か、またちょっと客層が変わってる感じなのもさすが。
家元はもう生き様すべてが落語でありドキュメントだから高座の善し悪しなんて二の次。
だけどいくらなんでも枕の最中とはいえ、高座から客席の一人に向かって「おい元気か?」ってこれは普通じゃあり得ないだろう(笑)言われた客もしょうがないから「はい元気です」って答えてた。マヌケな客だねえ(笑)
そんな家元とオレのシチュエーションは、オレが家元を知って追っかけはじめた15年ぐらい前からまったく変わってない。

終演後、ご挨拶させていただくと「声がこんなになっちゃったよ」とオレに苦笑混じりにおっしゃる家元。その場では平静を装ったが、帰宅して深夜一人になったら泣けてきた。
老いても病んでも家元は家元。そんなことは分かり切ってるのに、なんでこんなに切なくなるんだろう。

でもね、やっぱ家元は最高!『立川談志』の生き様をメディアで触れるだけじゃあもったいない。生の高座で家元の生き様に触れなきゃ。
同じ人生でも『立川談志』を知らない人生って絶対に損だと思うよ。

大阪二日目。お好み焼きを堪能し、夜は『放禁祭』に出る

大阪二日目。

午前中は完全に寝てた。ここんとこのたまった疲れが少しは癒せたかな?
午後からホテルを出て難波をぶらつく。改めてじっくり見ると、大阪の都心はエレベーターなんかも多く身障者には便利なんだけど、いろんなところに散らばり過ぎてて、都内と違い土地勘がないオレは余計にそう感じるんだろうけど、やたら遠回りすることが多い気がする。今日もずいぶん動いたなあ。

このお好み焼きは関西風では一番ウマかった!結局2時間ぐらいあちこち巡って、お好み焼き屋さんで遅い昼食というか早めの夕食。チーズとそばでモダン焼にしてもらったんだけど、これはウマかった!粉がキツすぎず、蒸し麺のそばの食感が良く、これはハマりそう。大阪に来たら必ず、という風にしようと思った次第。

その足で梅田の『放禁祭』の会場へ。梅田までは電車でなんでもなく着いたのだが、梅田から会場がまったく分からない。梅田から近いということは聞いてたんだけど、駅からの詳しい道順を調べようとしても、駅員も道往く人も皆知らないって言うし、チラシの地図には駅が入ってなく、まったく分からない。
結局、交番等で聞きながらなんとか辿り着いたんだけど、梅田駅から約10分ほどのところで約3〜40分ほど迷ってた。我ながら情けないなあ(苦笑)

前半のトークはすごくテンポも合ってしゃべりやすかったなあそんなこんなでとりあえず無事に辿り着いたわけだが、『放禁祭』はスゴい濃いイベントだった。
怨歌フォークの三上寛さんのライブがあって、在日をテーマにした映像が流れた後、朴保さんという在日の歌手の方のライブがあって、オレと主催者のゲイで漫画家でイベンターというバラエティーに富んだ肩書きを持つ大黒堂ミロさんとの"身障者の性"がテーマの対談と、漫談はやっててすごく面白かった最後にオレのネタ、というおよそ芸人的には出づらい構成(笑)
最初オレもどうしようと思ったが、とりあえず雰囲気を壊さないようにしながらかといって順応し過ぎないようにしよう、と決めてやったら、なんとかあの中で盛り上けて無事に終えることができた。

我ながらこの2〜3年の"メジャー化計画"で場数を増やす中で少しずつかもしれないが、でも着実に力がついてきてるんだなあ、と手応えがあり、やってて楽しかった。

終演後、ホテルの部屋で軽く飲む。心地好い疲労感の中、ほろ酔い気分。

文珍師匠の会ではNGKのおかげで鶴瓶師匠にいじられる(笑)

今日行った文珍師匠の会は全国ツアーの掉尾を飾る吉本のお笑いの聖地・NGKで連続10日間開催される落語会の初日。

三喬『花色木綿』
文珍『老婆の休日』
鶴瓶『青木先生』
内海英華 三味線
文珍『らくだ』

ついに中に入った吉本の聖地そんなわけで、ついにNGKにはじめて来たが、車いすで会場に入るのに「安全のために業務用のエレベーターを使用させていただきます」と言って大道具なんかを運ぶのに使ってるエレベーターに乗せられた(笑)貴重だなあなんて思ってると、突然「舞台袖を通ります」と言って緞帳の下がってる舞台を通るのだ。
なんとなくイヤな予感がしてると、案の定、車いすの集団の最後列にいたオレにだけ「すいません。この人だけは通さんといてください」と鶴瓶師匠に言われた(笑)その後も「ちょっと、この人の通るところに段差をつけてください」と、よく分からない指示を会場のスタッフの方にしている(笑) いやあ本番前にすっかり暖められたなあ(笑)やっぱ鶴瓶師匠は最高だな。
今日の私落語『青木先生』も素晴らしかった。一緒に行った新しいスタッフも師匠の落語をはじめて聴いたそうだが、「面白いですねえ!」といたく喜んでた。
あと、この会の主役の文珍師匠の『老婆の休日』は生でははじめてだったが、師匠の代名詞にもなってるだけあってさすが。あと『らくだ』も本寸法で文珍師匠の実力をまざまざと見せつけられた。良い会だった。

終演後、スタッフと近くの居酒屋で晩ご飯を食べながら飲む。ほどよく酔ったところで、明日に向けゆっくり休むことにする。

今夜の鶴瓶師匠の高座を観るのと、明日の『放禁祭』出演のため大阪へ

午後から大阪へ。
今日の文珍師匠の会(ゲストが鶴瓶師匠)を観るのと明日の梅田での『放禁祭』というイベントに出演するため。
明日の『放禁祭』は久々に大阪でネタを演らせていただけるので非常に楽しみ!
梅田のRAIN DOGSというところで夜7時〜(オレの出番は9時ごろからだそう)だから、良かったらぜひ来てみてください。

横浜での志の輔師匠の会へ

1(火)。

日中は事務作業に追いまくられ、夕方から新しいスタッフと横浜にぎわい座へ。志の輔師匠の独演会。

約3時間に及んだ会の演目!志の彦「つる」
志の輔「踊るファックス」
紫文 俗曲、かっぽれ
志の輔「徂徠豆腐」

この会への志の輔師匠の力の入れようはすごいと毎回思う。"志の輔らくご"のパルコ等の大きな会で演る演目をにぎわい座というさほど大きくない空間でじっくり堪能できるというのは、かなりの贅沢。
今日も師匠の十八番と言っても過言ではない出来の「徂徠豆腐」に圧倒される。
また一席目の「踊るファックス」も古典に引けを取らないクオリティーだからまたすごい。
開口一番の志の彦さんはなんとこの日が初高座!初高座といえば三遊亭全楽師(当時は立川国士舘)さんのを拝見したのを思い出すが、今日の志の彦さんは人物描写のメリハリも良く良い高座だった。

終演後志の輔師匠にご挨拶させていただいて、帰宅後バイトに来た子の面接という大忙しの一日。

電動車いすに法規制。業者に規制を掛けた方が良いんだけどなあ……

こんなニュースがあったけどさ。

「電動車いすによる事故が相次いでいることから、経済産業省は、規制を強化するため消費生活用製品安全法(消安法)の政令を改正する方向で検討を始めた。性能基準を定めたJIS(日本工業規格)や道路交通法の基準を満たしていない電動車いすが販売されているため、法の網をかけて安全性を高めるのが狙い」
「経産省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構」が調査したハンドル型の電動車いす10製品のうち、6製品はJISの基準を満たしていなかった。傾斜角度が10度の斜面を下った際にスピードが出過ぎたり、斜面で車輪が浮いたりした」
「しかし、JISは法的拘束力がないうえ、基準に適合しているかどうかチェックする組織もないため、基準を満たしていなくても販売は規制されない。また、道路交通法は電動車いすの大きさ(長さ120センチ、幅70センチ、高さ109センチ以内)や最高速度(時速6キロ)などを規定しているものの、一部の外国メーカーの製品は、違法状態で市場に出回っているという」
「圧力鍋や乳幼児用ベッドなど消費者に危害を加える恐れがある製品は、消安法の政令で指定すれば、国で定めた技術基準に適合しないと販売できない。このため、経産省は電動車いすも指定品目にすることを視野に、政令や技術基準を定めた省令の改正を検討する」

これは「障害者と年寄りは違うし、車いすで事故を起こしてるのはたいてい年寄りなんだから一緒にするな」とか「分かりもしないお上が障害者を規制しようとしてる」という声が多いみたいだが、これさあ一番悪いのは業者だと思うよ。
お上が障害者とか年寄りの福祉の現場なんか全然分からないのはまあ良いか悪いかは別として当然のこと。
車いすを障害者や年寄りに直接使わせる業者があまりにもちゃんとしてない。プロじゃないんだもん。
誤解がないように書いとくが、今うちに来てくれてる業者は良い。でもその前の業者はヒドかった。納期は守らないはこっちが困るといえば「すいません」でもなく「一生懸命やってんだからしょうがないでしょう!」だって。
前に車いすで外で走行中に突然操縦器が外れて落ちたことがあった。これはとんでもないことで、操縦器が下向きに落ちた拍子に車いすを前後左右に動かすレバーが倒れてしまい、勝手に走り出すのだ!それがまたよりによって交差点のど真ん中まで来たところで操縦器が倒れレバーが元に戻り、車いすも止まってしまったのだ。こりゃホントに絶体絶命!と思ってると、そこに車が走ってきたのだ。走ってきた車に向かってとっさに大声で「助けてくださいー!」と叫んだ。すると声が聞こえたのかオレのあまりの形相にただごとでないと思ったのか、急ブレーキを踏んで止まってくれ操縦器を拾ってくれ、なんとか事なきを得たのだ。
すぐにその業者を呼んで直してもらうと、こんなにおっかない思いをしてるのにもかかわらず、「ああネジがちょっと緩んでたんだなあ」との一言で済まされてしまった。
こういうことが何度も続き、しかも今乗ってる車いすより前に乗ってた車いすの方がはるかに乗り心地が良いんだから、もう訳が分からない。
頭に来てひととおり言うと、「乗り心地はたしかに前の方が良いでしょうねえ」だって。で「買うときはさんざん勧めといて、そりゃないでしょう?」と言ったらちょっと慌てながらも「でもこれは良いヤツです!」だって。もうどうしようもない。
でオレはとりあえずいろいろ相談して今の業者に変えたから良かったんだけど、業者が少ない現状じゃあこういうことは変わらないんだろうなあ。大した競走もないし厳しく取り締まったら業者がますます不足しちゃうから取り締まれないってことを業者も分かってるから怠慢になっちゃってる。
こんな業者が多いんだよ。60〜70過ぎた機械に疎い年寄りがこんな業者を通じて買って使いこなせるわけ無いじゃん。
まずこういう現状をふまえることが大事なんだと思うよ。

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